■高血糖、糖尿病を改善させるには筋トレが一番!
高血糖とは?糖尿病とは?
高血糖(こうけっとう)とは?
血糖値が高い状態であり、空腹時結構100mg/dlを超えた状態を指します。
食事で取った炭水化物や糖分が消化吸収され、ブドウ糖になって血液に入ります。
血液中にブドウ糖が多くなると、すい臓からインスリンが分泌され、ブドウ糖をグリコーゲンへ変換し、
肝臓や筋肉に蓄えられます。
血液中にブドウ糖が少なくなると、すい臓からグルカゴンが分泌され、グリコーゲンをブドウ糖に変えてエネルギーに使用します。
血液中にブドウ糖が多いと高血糖になり、少ないと低血糖になります。
食後に眠くなるのは、一時的に高血糖状態になった後、インスリンが分泌され、ブドウ糖が極端に減り、低血糖になったためです。
少し甘いものを取れば、眠気が覚める可能性があります。ただ、食べたものを消化吸収するために、胃や腸に血液が使われ、
脳が糖分不足になっている場合もあります。
血糖値が高い状態で、インスリンがあまり出なかったり、インスリンの効果が薄いと高血糖状態が続きます。
糖尿病(とうにょうびょう)とは?
上記で説明した高血糖状態が慢性的に続く病気です。
高血糖が続くことで、徐々に血管を傷つけたり、肝機能を低下させたりしていきます。
それにより、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中、失明などの血管による障害起こりやすくなります。
高血糖状態を改善させるために、自己のインスリンだけでは足りないので、注射を打つようになります。
腎臓まで悪くなると、人工透析を行う必要が出てくる場合もあります。
糖を消費させるには筋トレが一番効果的
食事制限も大事
もちろん食事制限をすることも大事です。暴飲暴食や炭水化物、脂質、糖質の多い食事は厳禁です。
ただこれらの栄養素は生きていくのに必要なものですので、全く取らないのも問題です。
必要以上に取らずに、きちんと消費することです。
筋トレこそが一番効果的
血液中にブドウ糖が多いのであれば、減らせばいいのです。脳を使うことでも消費されますが、筋肉を使うことではるかに多くのブドウ糖が消費されます。
筋トレで筋肉を大きくすることで、より筋トレによる消費も増えておきます。
そして何より、基礎代謝が活発になることで、日常生活でもブドウ糖がどんどん消費されていきます。
基礎代謝を上げるための筋肉を付けることが大事で、一番が下半身、そして背中、腹と鍛えていきましょう。
一時的に下げるのであれば、有酸素運動の方が効果的ですが、筋トレは日常生活だけでなく、寝ている間にも消費してくれます。
このブドウ糖を食べてくれる筋肉様を大きくしていきましょう。
症状毎の筋トレ方法
血糖値は高いが、糖尿病ではない人
大きな筋肉を付けるために、少しハードなトレーニングをして下さい。ライザップでやっているような、食事制限もしつつ、限界の負荷をかけて、筋肉を育てる感じです。
できれば、筋トレした次の日は、有酸素運動のような感じで両方とも行うのがベストです。
糖尿病予備軍
基礎代謝の高い筋肉を鍛えて下さい。こちらも筋トレと有酸素運動の組み合わせがベストです。
筋トレ以外にも日常的に歩く距離を増やしたり、階段を使うなど、生活運動も組み込んで下さい。
糖尿病の方
あまりハードなトレーニングは行わないようにして下さい。血管が傷ついている可能性があるので、
力むことで心筋梗塞、脳卒中、網膜の出血などがあるかもしれません。
こちらは主治医と相談して行って下さい。ウォーキングやスクワットなどから始めてください。
基本、プロテインは腎臓に負荷をかけますので、飲むとしても少量にとどめて下さい。